こんにちは、ぱぐぞう部長です!
今回は『ウイングスパン』の面白さをわかりやすく紹介します。

鳥をテーマにしたボードゲームで、洗練されたイラスト 、かわいいコンポーネントが特徴です。その雰囲気からか重量級(1プレイの時間が長い)ボードゲームにも関わらず、プレイ後に「爽やかさ」を感じます。
足の引っ張り合いがなく、自分が思うように「鳥集め」に集中し、集めた鳥たちの特殊効果のコンボを作れるので、満足感が得られること、負けても嫌な気分にならないことが特徴ですね。
かわいい鳥たちを集めて得点を競う、穏やかなボードゲームをしてみませんか?

・洗練されたコンポーネント
・1枚ずつ種類/特殊効果が違う170枚のかわいい鳥カード
・鳥たちのカード効果コンボが楽しい
・プレイヤー間の争いがない
それでは、詳しく紹介していきますね!
1. 洗練されたコンポーネント
ウイングスパンは『ドイツ年間ゲーム大賞2019(エキスパート賞)』と『ドイツゲーム大賞』をダブルで受賞しています。シンプルにみんなが「面白い!」と感じているということですね。
『ドイツ年間ゲーム大賞』は専門家により選出され、『ドイツゲーム大賞』は一般人による投票で選出されます。
ウイングスパンがここまで人気が出たのは、コンポーネントが洗練されているからだと思います。開発者の鳥への愛がすごい伝わってきます。笑




餌のダイスを振る餌箱がかわいい、鳥が産む卵のコンポーネントがかわいい、鳥のイラスト がきれい。ここまで凝っているボードゲームは珍しいです。ゲームを始める前からテンションが上がること間違いなしです。
アップグレードキットを揃えると、さらにかわいくなります。お小遣いに余裕があるかは是非。


2. 1枚ずつ種類/特殊効果が違う170枚の鳥カード
ウイングスパンには170枚もの鳥カードがあるのですが、驚くべきことに1枚ずつカードの種類が違います。(全てが実在する違う名前/種類の鳥)また、1枚ずつカードの効果が違います。恐るべき鳥への愛とこだわりを感じますよね。
1枚ずつ効果の違う鳥カードが170枚ある。つまり、これらの鳥カードのコンボを楽しむゲームになっています。
170枚ってすごいですよね。何通りの戦術があるというのか……どういう順番で鳥を集めるか、まず何をするか、非常に悩むのですがそれが面白いんです。
3. 鳥たちのカード効果コンボが楽しい
ゲームが進むにつれて、集めた鳥カードが共鳴し合います。自分でいい組み合わせのカードを見つけると、それだけで楽しいですよね。みんなのコンボを見て羨ましくもなりますが。笑
ウイングスパンの良いところは、『みんなの鳥カードの効果を自分にも適用させられる』ところです。効果は様々あるのですが、相手の効果を有効活用できる鳥カードもあるんです。上手く効果を利用すると、自分の得点をブーストさせたりもできます。
自分の鳥カードだけでなく、みんなの鳥カードを利用して、カード効果をコンボさせていくんですね。

3. プレイヤー間の争いがない
鳥カードの効果は利用し合えたり、プレイヤー全員にいいことが起こったりするのですが、「プレイヤーを攻撃」する効果はありません。
誰かに邪魔されたり、嫌がらせをされたりすることがないんです。
プレイヤー間の相互干渉も程よくありながら、マイナス面でのプレイヤー間の干渉がないため、ケンカや不快になる要素がない穏やかなゲームです。美しいコンポーネント、かわいい鳥たちの前での不毛な争いは不要です。
・勝敗にカード運の要素が大きく響く。
鳥カードによって効果の「強い」「弱い」があります。一部の鳥カードを獲得すると、獲得した人が勝つ確率が高くなります。確かにプレイしていて、「その鳥めっちゃ強っ」「ずるいっ!!」ってなりますが、それはそれで私は面白いです。どうしてもバランスが崩れると思ったら「そのカードを抜けばいいだけ」なので、あまり問題にならないのではないでしょうか。
・プレイヤー間のせめぎ合い/攻防戦がない。
争いがない穏やかな鳥ゲームですので、バチバチした戦いにはなりません。「相手を蹴落としてこそ勝負だ!」という方には向きませんが、誰かに邪魔されたり、嫌がらせをされたりするのが嫌いな人には超お勧めです。
・誰がリードしているかわからない。
得点計算に時間がかかるので、パッと見で誰が優勢かわかりません。邪魔をすることも、邪魔されることもないので、あまり問題ではない要素ですが。
・家族
・大学生
・社会人
・初心者でも簡単に遊べるボードゲームを探している人
・軽量級ボードゲームを探している人
・誰かを嵌めたい人
さいごに
ウイングスパンは争いが少ない穏やかなボードゲームです。プレイヤー同士のバチバチの戦いが好きな方には向かないと思います。
反対に争いが苦手な方には超おすすめです。純粋に鳥たちを集めて、コンボを考えて、次の行動を考えて、遊ぶことができます。自分がどういうボードゲームが好きか?どういうボードゲームを探しているのか?を考えてから購入を決めてくださいね。
私の紹介が少しでも参考になれば嬉しいです。お読み頂きありがとうございました。

価格 | 7,000円程度 |
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人数 | 1〜5人 |
プレイ時間 | 60〜120分程度 |