ボードゲーム紹介

「くだものあつめ」は面白い?フルーツを集めるかわいいボードゲーム

定価 3,300円
プレイ人数 1〜4人
プレイ時間 15分〜30分

こんにちは、ぱぐぞう部長です!

今回は『くだものあつめ 完全日本語版』をわかりやすく紹介します。

くだものあつめ 完全日本語版とはどんなゲーム?

種をまいて5種類のフルーツを収穫!

くだものあつめは5種類のくだもの(イチゴ、プラム、バナナ、洋ナシ、パイナップル)を自分の農園で種をまいて、収穫し、美味しそうなくだものセットとして、誰よりも先に販売することを目指すゲームです。

かわいらしいデザインに加え、「マンカラ」と呼ばれる伝統的なボードゲームのシステムを取り入れた傑作ゲームとなっています。

マンカラとは?

マンカラ (mancala) は世界中で遊ばれてきた伝統的な頭脳戦ゲーム。遊び方は1種類だけでなく、世界各地で100種類以上あると言われています。

「相手の先を読む」といった戦略が勝敗をにぎるゲームで、子どもの知育や大人の脳トレとして、いまなお遊ばれているゲームです。

くだものあつめの評価

  • 日本ボードゲーム大賞2015 同人ゲーム部門にて3位に選出
  • すごろくやゲーム大賞2015準候補作品
  • 韓国のボードゲーム出版社Korean Board Gamesより韓国で出版

 

「くだものあつめ」の遊び方を簡単に説明

くだものあつめの目的

1番最初にくだものセットを1つ作った人が勝ちです。ボードに描かれている絵をみると、あつめるセット内容が視覚的にわかるようになっています!

①ファミリーセット
同じくだものを2つ + 同じくだもの3つ
(例:イチゴ2つ+洋ナシ3つ)

②わがままセット
同じくだもの4つ
(例:パイナップル4つ)

③恋人セット
同じくだもの2つ×3セット
(例:プラム2つ+イチゴ2つ+バナナ2つ)

④商売セット
すべてのくだもの(5種類)
→パイナップル、洋ナシ、プラム、バナナ、イチゴ

くだものあつめの進め方

くだものあつめは2ステップで進んでいきます。

step1 タネまきする場所を選ぶ

プレイヤーは自分のくだもの畑のうち、タネが1粒以上配置されているくだものを選びます。

そのくだものの上に乗っているタネを全て手に取って、1粒ずつ時計周りに次のくだもの、その次のくだもの、さらにその次のくだものへと、タネを置きます。※収穫所にも同様にタネを置きます。

step2 「水やり」か「くだもの獲得」を選ぶ

最後のタネを置いた場所で「水やり」か「くだもの獲得」のどちらかを行います。

水やり

最後にタネを置いた場所に、描かれたくだものの数だけタネを必ず加える。
(例:イチゴなら3粒、雨粒 プラム バナナなら2粒、パイナップル 洋ナシなら1粒)

もし、収穫所の上でタネまきを終える事が出来たら、追加でもう一手番行うことができます。

くだもの獲得

最後にタネを置いた場所のくだものと同じ種類のくだものを市場から獲得することができます。ただし、くだもの獲得には収穫所にタネが必要です。

必要なタネの数はカードに描かれているくだものの数+市場カードに描かれているタネの数。

くだものが獲得されると、あらたにくだものカードを左端に置きます。

※くだものを獲得できない場合は「水やり」しか選ぶことはできません。

くだものあつめのルールおさらい

くだものあつめのポイントは大きく2つです。

市場からくだものを獲得したい場合は、狙ったくだものの上に最後のタネを置く必要がある。

つまり、計画的にタネをまいていく必要があるんです。

市場からくだものを獲得するには収穫所にタネをたくさん置く必要がある。

くだものを獲得するには収穫所にタネが必要です。狙った場所に最後のタネを置くだけでなく、効率よくタネをまいて、他の人よりもたくさんのタネを収穫所にあつめましょう。

「くだものあつめ」のおすすめポイント

自分の作戦通りにゲームを進められる

くだものあつめは相手に邪魔されることなく、自分のくだもの畑をやりくりすることができます。

  • イチゴ畑の上で止まるにはどうしたらよいか?
  • どうすれば効率よく収穫所にタネをあつめられるか?

自分のペースで考えながら、くだものをあつめることができます。

相手との絶妙な干渉

他のプレイヤーに直接的に邪魔をされることはありませんが、市場のくだものは早い者勝ちです。

相手のくだもの畑を見ながら、次の一手を考えて遊ぶ「ちょうど良い他プレイヤーとの干渉」があります。

少しずつ確実に上手になる

最初は上手にくだものをあつめられなくても、ゲームを繰り返し遊んでいくと着実に上手になります。1人プレイでも遊べるのも良いところ!

少しずつ上手くなるのを実感できるので、遊んでいて嬉しい気持ちになりますよ。

「くだものあつめ」のちょっと残念なところ

プレイヤー同士の会話が少なめ

自分の盤面(くだもののタネまき)に夢中になるため、1人遊びの要素が強いゲームです。みんなで話しながらわいわい遊びたいという方には不向きかもしれません。

「くだものあつめ」はこんな人におすすめ

  • 試行錯誤しながらゲームを進めるのが好きな人
  • プレイヤー間の妨害(嫌がらせ)が嫌いな人
  • 子どもの知育や大人の脳トレになるゲームを探している人

くだものあつめは紀元前から語り継がれているゲーム「マンカラ」のシステムを取り入れたゲームです。そのため、初めてやる人でも簡単にルールを理解できますし、確実にゲームの奥深さに引き込まれていきます。

他のプレイヤーに邪魔されずに、自分の計画を立てて遊ぶゲームが好きな人に超おすすめです。

まとめ

「1箇所のタネを全て取って、取ったタネを順番に置いていく」というマンカラのゲームシステムを上手く活用したゲームです。

1人から遊ぶことができ、コツコツと遊ぶ(練習する)と確実に上達していくのが非常に魅力的。

1人遊びの要素が強いので「とにかくわいわい遊びたい!」と思う方には不向きだと思います。反対に「邪魔されずにじっくり遊びたい!」という方にはおすすめですよ。

以上、私の紹介が少しでも参考になれば嬉しいです。お読み頂きありがとうございました。

定価 4,180円
プレイ人数 3〜4人
プレイ時間 90分

 

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