カタンで勝つための作戦やコツを紹介します!【中級編】
初級編を読まれていない方はまず、そちらから勉強してみてくださいね。


「また明日あなたと遊びたいと、言われるようなプレイで遊びましょう」
カタン製作者の言葉です。実に素晴らしい言葉ですよね。いじわるなプレイはせずに、みんなで楽しく遊びつつ、勝ちにこだわりましょうね。
【初級編】でも書いたように、みんなで楽しむことを第一に考えましょう。ボードゲーム全般に言えることですが、みんなが楽しいのが一番いいですよね。それでは、中級者向けの説明をしていきます!!
【カタン中級編の作戦】
- 資源の相性を考える
- 資源と数字の組み合わせを考える
- 薄い資源を確保する
- 目立たない
資源の相性を考える
相性が良い資源は、木材・レンガのペアと鉄鋼・麦・ひつじの組み合わせです。
街道 | 木材・レンガ |
---|---|
開拓地 | 木材・レンガ・ひつじ・麦 |
都市 | 鉄鋼×3・麦×2 |
発展 | 鉄鋼・麦・ひつじ |
木材とレンガはセットでしか使い道がないことがわかりますね。木材だけが取れても、レンガだけが取れても何もできません。カードが8枚以上たまり、7が出たタイミングで根こそぎカードが無くなってしまうことが多くなります。また、鉄鋼には麦が不可欠というのもわかります。鉄鋼がたくさんあっても麦がなければ戦えません。鉄鋼と木材のペアなどは相性が悪いのです。
資源と数字の組み合わせを考える
資源の相性を考えるのと同時に資源と数字の組み合わせも考えましょう。例えば、木材とレンガは同じ数字の5に揃える。5が出れば、すぐに街道が建てられ、手札を無駄に圧迫する心配が少なくなります。カタンで怖いのは7が出て資源を半分以上失うことです。なるべく手札を増やさずにすぐに資源に転換しましょう。貿易が重要と言われているのは、出やすいカード枚数を減らし、出にくいカードに転換できるからですね。
薄い資源を確保する
カタンの地形は毎回ランダムで決まります。地形によっては、一部の資源に弱い数字(2, 12, 3, 11)が固まる場合があります。弱い数字が固まり、強い数字(6, 8, 5, 9)が1箇所しかない場合は、薄い資源を確保しましょう。他のプレイヤーから交渉を持ちかけられ、好きなカードと1:1交換することができます。基本的に薄くなりやすい資源は鉄鋼とレンガです。なぜなら、鉄鋼とレンガのタイルは3枚、他の資源タイルはそれぞれ4枚であるため、そもそも鉄鋼とレンガの市場価値は高いのです。もし同じ数字で木材とレンガか選択できるのであれば、レンガを選んだ方が良いです。
目立たない
ゲーム序盤で目立ってはいけません。ゲーム後半に「あれっ意外と○○順調じゃない?」と思われるぐらいがベストです。理由は大きく3つあります。
- 理由1つ目:盗賊で狙われる対象になる。
リードしているプレイヤーは盗賊の対象になります。よっぽど嫌われていない限り、リードしている人の資源を奪うでしょう。
- 理由2つ目:交渉に応じてくれなくなる。
誰も有利な人に手は貸さないですよね。点数は高くても、特定の資源が自力では取れない状態だと、詰みの状態になってしまいます。
前半は息を潜め、後半で加速度的に成長する場所を陣取ることが重要な作戦になります。
後から2対1交換できる貿易をつくれたり、後から強い数字(6とか8)があるところに開拓地を作ったり、ゲーム中盤から強くなるように盤面を描きます。
それは難しいという方は、自力で建てづらい建物から開発していくと良いです。木材とレンガがたくさんとれるところでは、最初に街道・開拓地をつくりすぎず、都市を狙う。少し出遅れたぐらいで、一気に街道を立てたり、開拓地も作っていくといった作戦を考えてみましょう。
- 理由3つ目:みんなが楽しむため。
1人だけ順調に得点を重ねて勝利しても面白みに欠けますよね。初心者/慣れていないプレイヤーを気遣い、ゲームを楽しませるのも中級者の役割だと私は思います。「もう一回!」となればあなたの勝ちですね。
楽しませるのは中級者の仕事
以上がカタンの戦略やコツの中級編です!カタンを何度もプレイすると、ここに書いてある内容が理解できると思います。理解できたとき中級者として、みんなが楽しめることを意識してプレイしてみてください。私も何度もカタンをプレイし、(カタンに限らずですが)楽しい時間を過ごしています。一緒にプレイしてくれる人たちに感謝して、楽しく勝利してくださいね。
- 資源の相性を考える
- 資源と数字の組み合わせを考える
- 薄い資源を確保する
- 目立たない