ボードゲーム紹介

【レビュー】ラミィキューブってどんなゲーム?

こんにちは、ぱぐぞう部長です!

戦略や戦術は不要!必要なのは頭の回転の速さ!!


今回は『ラミィキューブ 』の面白さをわかりやすく紹介します。

素朴な見た目とは裏腹に、ドイツのゲーム大賞も受賞しているほどの名作ボードゲーム。1930年代に発明され、1977年にアメリカ合衆国でもっとも売れたゲームであったほどの歴史と人気があるゲームなんです。

ゲーム内容としては、麻雀やドンジャラに似ており、そこにリアルタイム性が追加されたイメージでしょうか。戦略や戦術というより、頭の回転の速さが試される思考フル回転の頭脳戦ゲーム。

それでは早速、内容を詳しく紹介していきますね!

1. ラミィキューブのルールを超簡単に説明!

勝利者

手持ちの牌を出し切った人が勝ち。

超簡単にルール説明!

牌は4色(赤・青・黒・黄)×数字13(1〜13)×2セット=104枚
ジョーカー=2枚
合計106枚

一言で言うと、「手牌と場の役から瞬時に新しい役を作っていくゲーム。」

  • 自分の手番に「手牌と場から牌を組み合わせて役を作り場に出す」か「山から牌を1枚引く」かどちらかを行います。
  • 誰かが牌を出し切るまで、続けます。

以上!!

『役』のルールも超簡単!!

  1. 同じ色で数字の連続した3枚以上(例:赤8赤9赤10
  2. 異なる色で同一の数字のタイル3枚以上(例:赤9青9黒9)

簡単ですね。同じ色で連続した数字か異なる色で同じ数字で3枚以上にすれば良いだけです!

ただし、最初に出す際のみ制限があります。手牌から出す牌の数字の合計が30以上でなければ場に出せません。(OK例:黒11,黒12,黒13)(NG例:黒1,黒2,黒3)

その後は自由です。場に青2,青3,青4があった場合、手持ちの青5を出せます。また、場にある牌は全て並べ替えがOKです。(後で詳しく説明します。)

ジョーカーは任意の数字の代わりとして使うことができます。

2. 場の牌をアレンジして、手牌を使う!!

ラミィーキューブは場にでている牌は自由に組み替えられます。

例えば、手札の「5」を出したい場合、場に「2,3,4,5」「5,6,7,8」の役が出ていれば、
2,3,4」 「6,7,8」 「5,5,5」と並び替えて出すことができるんです。その名も『アレンジ』

手札に数字が揃っていなくても、場の役に直接牌を足せなくても自分で自分の牌を出せるようにアレンジしてしまえばOK。場にでている牌から、頭の中で何度も組み替えながらシミュレーションし、よりたくさんの牌を出せるように頭を高速フル回転させます。

自分のターンは1分のみ

あなたの1ターンの持ち時間は1分のみです。自分のターンに「あーでもない、こーでもない」と、ずっと最適解を考え続けることはできません。なので、頭を高速でフル回転させる必要があるんです。

自分のターンになってから、「うーん…どう牌をアレンジしたら、手持ちの牌たちを出せるんだろうか….」と考え出してはもう遅い。他のプレイヤーの手番に、「あっ!あの牌を出したぞ!!これでアレンジすれば、手持ちの牌を出し切れる!」と常に考えておくんですね。

つまり、常に考え続け、めちゃくちゃ頭を使うゲームなんです。

3. 僅かな作戦。

ラミィーキューブは頭の回転の速さ、ゲームへの慣れが重要で、戦略/作戦はほとんどありません。とにかく場を最速でアレンジして、手牌を無くすことが勝利へ道です。ですが、一応作戦と呼べるものがあるので簡単に紹介します!

最速で引くのも作戦

場をアレンジしても手牌をどうやっても出せない場合、若しくは手牌を出すアレンジが思い浮かばなそうな場合は1分間「う〜〜ん」と考えるのではなく、サッと山札から1枚引くのが賢明です。理由は『相手に考える隙を与えない』ためです。

無駄にアレンジしまくるのも作戦

他のプレイヤーを邪魔するために、『無駄にアレンジして手牌を出す』のも作戦です。1枚手牌を出すだけでも、アレンジしまくると「ちょっと待て!!そんなアレンジしたら訳わからんくなる!!!」と他のプレイヤーが混乱します。笑

「こっちの牌をあっちに移して」というシミュレーションをしていたところに、それを無茶苦茶にしてしまうんです。笑

かなりパニックになるので効果的です。本人は無駄にアレンジしているつもりでなくとも場の牌が動き回ると「やめてくれーー!」とみんながわーわー言い出します。笑

敢えて出さないのも作戦

「もうちょっとマシな作戦はないのかっ!」と思う方もいらっしゃると思うので、一番まともだと思う作戦を最後に紹介します。

『手牌を全て出し切った人が勝ち』なので、極端な話、1分間で手持ちの牌を全て出し切れるなら、それまで場に牌を出さなくとも良いです。

場に牌を出すと『共通の役』として全員が使用可能になるので、他のプレイヤーがアレンジして牌を出すことができるようになります。『出せるから出す』だと相手の手助けをしてしまう可能性が高いんですね。敢えて出さずに、一気にたたみかけるのは作戦と言えるでしょう。

連続で遊ぶ場合は残った牌がマイナス点になるので『敢えて出さない』をしているうちにゲームが終わると悲惨なことになりますのでご注意を。

 

 

おすすめできる人

・家族
・大学生
・社会人
・頭を使うボードゲームを探している人

 

ちょっと残念な点

・ゲーム中に雑談できない
1分間の持ち時間制なので、絶えず考え続けないといけません。話しかけられても自分の手番は特に返すことができません。笑

・得意不得意が分かれる。
「上手くアレンジできなくて、気持ち良くないから好きじゃない!」とか、そもそもゲームをやる前から「頭の回転遅いからこういうゲームはやりたくないな〜〜」と言う人もいます。これはもう仕方がないです。笑

 

さいごに

頭の中でシミュレーションをして、上手くアレンジできた時は爽快です!頭をフル回転させて遊ぶゲームなので、知育にも良いですね。

並に70年以上の時を超えて遊ばれて、ドイツのゲーム大賞を受賞しているわけではないですね!傑作ボードゲームです。

昔からあるボードゲームはルールがシンプルで面白いものが多いのですが、まさにその筆頭となるラミィーキューブ。是非、高速頭脳戦を繰り広げてみて頂きたいものです。

以上、私の紹介が少しでも参考になれば嬉しいです。お読み頂きありがとうございました。

ラミィーキューブ
価格 2,700円程度
人数 2〜4人
プレイ時間 10分程度(1ラウンド)

楽天市場Amazon

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