ボードゲーム紹介

【レビュー】ドメモ(DOMEMO)ってどんなゲーム?

こんにちは、ぱぐぞう部長です!

今回は『ドメモ(DOMEMO)』をわかりやすく紹介します。

「ただの数字当てゲームなんかじゃない!!」

自分が持っている数字を全て当てたら勝ちという超シンプルなルール。ゲームに使用するのは1〜7の数字コマだけなので、誰とでも簡単に遊ぶことができますよ。超簡単なルールのボードゲームは総じて奥が深いものです。このゲームは人にミスリードを誘う心理戦要素も含まれているんですね。ただの数字当てゲームなんかじゃない、ドメモの面白さをしっかり紹介していきます。

おすすめポイント

・運と戦略のバランスがいい感じ!
・読むのは数字ではなく、相手の心!

 

おすすめポイント紹介の前に…..

ドメモルールを簡単に説明!

勝利者

1番最初に自分の数字コマを無くせた人の勝ち!

ゲーム準備

1〜7の数字コマが28個あります。コマは数字と同じ数あります。例えば1は1枚、3は3枚、7は7枚。(1,2,2,3,3,3,4,4,4,4……)つまり計28個。

①28個のコマを裏向きにしたまま、プレイヤー人数に応じた数だけ配り、余ったコマの一部は表に、残りは裏向きのまま傍に置いておきます。

ただし、自分に配られたコマは見てはいけません。その代わりに、相手プレイヤーにコマの数字が見えるように置きます。

ゲームの準備はこれで終わり!ここからゲームが始まります。

ルール

① 自分の番に自分が持っていると思われる数字を1つ宣言します。

② 宣言した数字があるか、次のプレイヤーに確認します。 合っていたら、合っていた数字コマを表にしてもらいます。

※2~3人の場合、合っていたら続けて自分のターンになります。4~5人の場合、合っていても次のプレイヤーのターンになります。

以上!

やることは、自分が持っているであろう数字コマを宣言するのみ!!超簡単ですよね。ゲーム準備も超簡単。ただゲームは面白いんです。

 

 

1. 運と戦略のバランスがいい感じ!

見えない自分の数字コマを当てるドメモ!自分の数字がわからない代わりに、相手の数字がわかるようになっています。また、場に表で置かれた数字コマも一部あるので、ある程度絞ることができます。

ゲームの初めは自分が持っている数字コマを確実に絞り切ることはできないので、直感を信じて数字を宣言します。

ただ、手番が進むにつれて、自分が持っている数字コマが絞られてきます。なぜなら、他のプレイヤーはあなたのコマを見ながら、数字を宣言します。つまり、他のプレイヤーはあなたのコマを参考に「自分が持っているコマ」をロジカルに考えて宣言しているんです。

例えば、あなたの視点から数字コマ5が2個しか見えていないとき、あなたが数字コマ5を持っている可能性は高そうですね。さらに、他の人が数字コマ5を宣言していない状態であると、あなたが数字コマ5を持っているのはほぼ確定と考えることができます。

なぜなら、「他のプレイヤーの視点からは数字コマ5がたくさん見えている。もしくは数字コマ5が5つ全て見えている。だからみんな5を宣言しない」と仮説が立てられるからです。

 

 

他のプレイヤーが宣言した数字を覚えておき、なぜその数字を宣言したのか推理することで自分が持っている数字コマを当てる。それこそがこのゲームの醍醐味です!そこまで考えずとも勘でも当たっちゃうこともありますが、そこがこのゲームのいいところです。笑

イタリアに拠点を置いていたアメリカ出身のボードゲームデザイナー「アレックス・ランドルフ(Alex Randolph)」という方が開発したボードゲーム。『ハゲタカのえじき』や『ガイスター』といった名作心理戦ゲームを開発した方です。

 

2. 読むのは数字ではなく、相手の心!

他プレイヤーが宣言した数字の1つ1つがヒントになっているとお伝えしましたが、もしかしたら「あなたを陥れる罠」かもしれません!

例えばわかりやすい例で話すと、数字1コマは1個しかないので他プレイヤーが「1」を宣言するとあなたは「自分は1を持っていないんだ!」と考えるはずです。ところが、ミスリードを誘われてるかもしれないんですね。

あなたが「1」を持っているからこそ、敢えて「1」を宣言し、あなたを思考の沼に引きずり込もうとしているかもしれないんです。「1」を頭から完全に除外してしまうと、いつまで経っても自分が本当は持っている「1」を言い当てることができなくなってしまいます。

つまり、相手が「本当に当てようとして宣言した数字」か「あなたをミスリードさせようとして宣言した数字」か相手の心を読む必要があります。

ただ単に、数字を宣言して当てるゲームではないことに気づかれたかと思います。このゲームは心理戦の要素が多分に絡でくるんです。読み合いはワクワクして楽しいですよ!

ちょっと残念な点

紙製のコマは微妙らしい!
私が遊んでいるのは木製のコマなので、何一つ不自由を感じたことはありませんが、紙製だとコマを混ぜにくかったり、傷つきやすかったり、傷ついた結果そのコマの数字がわかってしまう悲劇も発生しているようです。笑 当サイトのリンクには木製のドメモを貼っておきました。紙or木は好みに応じて検討してください。(紙の方が安いです。)

さいごに

1〜7の数字を当てるだけの超簡単ゲームのドメモ。ただ、このゲームには人のミスリードを誘う心理戦要素も含まれており、慣れてくると高度な心理戦も楽しむことができます。

子どもから大人まで遊べ、遊べる人数も2〜5人と「数字当てゲーム」にしては広いと思います。プレイ時間も1ゲーム5分程度。

誰にでもおすすめできるボードゲームだと思います。軽量級ボードゲームの1つにドメモを加えてみてはいかがでしょうか?

以上、私の紹介が少しでも参考になれば嬉しいです。お読み頂きありがとうございました。

ドメモ(DOMEMO)木製タイル版
価格 2,900円程度
人数 2〜5人
プレイ時間 5分程度

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