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【レビュー】リトルタウンビルダーズってどんなゲーム?

こんにちは、ぱぐぞう部長です!

今回は『リトルタウンビルダーズ』の面白さをわかりやすく紹介します。

ワーカープレイスメントの入門編!お子さんまたはボードゲーム初心者におすすめのボードゲームです。ワーカープレイスメントゲームですが、ルールが割とわかりやすい&コポーネントが可愛いため、ボードゲーム初心者やお子さんとも楽しめちゃうんですね!

 

おすすめポイント

・ワーカープレイスメントのお試しに持ってこい!!
・相手とのインタラクティブ多め!だけど強い妨害はなし!

 

おすすめポイント紹介の前に…..

リトルタウンビルダーズのルールを簡単に説明!

勝利者

勝利点が一番多い人の勝ち!

ゲームの設定

プレイヤーは建築士(ネコ)になり、小さい町(リトルタウン)に建物を建てていきます。それぞれの建物には特殊効果があり、建てた後にその建物に行くと資源(お金、食料、勝利点)が得られるようになります。

ルール

基本的に建物を建てるor資源を取りに行くかの2択です!

ワーカーと呼ばれるネコのコマに建物を建ててもらうか、資源を取りに行ってもらうかを選択。

手持ちのワーカーがいなくなったら、1ラウンドが終了です。(※ラウンド終了時にはワーカー(ネコ)1匹に対して食料(魚か麦)を1つ与えないといけません。)これを4ラウンド繰り返した後、勝利点を計算します。

以上!

やることは建物を建てるor資源を取りに行くの2つのみ!

ワーカーの数×4ラウンドしか行動できない中で、建物を建てて、資源を獲得して、また新しい建物を建てていきます。ワーカー(ネコ)の食料を確保するのを忘れてはいけません。痛いペナルティが待ってますよ!

1. ワーカープレイスメントのお試しに持ってこい!!

プレイ時間が長すぎない(30分程度)ため、ワーカープレイスメントのお試しにちょうど良いです。コンポーネントもかわいいので、お子さんと遊ぶのにも向いています。プレイ時間は短くてもワーカープレイスメントの面白いところは抜け目なく搭載されていますよ。

ワーカーの配置が悩ましい!

「ワーカーをどこに配置するか」を考えるのが楽しいんです。建物を建てるのか、資源を獲りにいくか。資源の獲得といっても『食料を補給するのか、建材を調達するのか、勝利点を取りにいくのか』どれを狙いにいくかが重要です。

また『ワーカーを配置する順番』も非常に重要です。なぜなら、建物にはそれぞれ効果があり、先に取らないと他プレイヤーに取られてしまうかもしれないからです!このドキドキ感、駆け引きが面白いんですね。これこそがワーカープレイスメントの醍醐味です!

相手プレイヤーが建てた建物も利用できる!

相手プレイヤーが建てた建物の効果も所有者に1コイン支払えば効果を使うことができます。自分で無理して高コストの建物を建てずとも、効果を使えてしまうんです。

ただ、1コインの支払いが意外と大きい。自分は1コイン減り、相手は1コイン増えるため、相手の建物を利用すると2コイン差が生まれるんです。3コイン=1勝利点にも換算できるので、建物利用の代償がゲーム結果に響くことわかると思います。

そのため、小さな町(リトルタウン)に『自分の建物を密集させて、自分が利用しやすいように建てるか』、『相手のプレイヤーが建物を利用しやすい場所に建てて1コインをもらいにいくか』など、何の建物をどこにいつ建てるか?で非常に悩むんです。

この作戦を考えるのが面白い!!建物や空いている土地によっても『どこに建てるべきか?』は異なり、自分の資源、建てられる建物から最善と思う1手を打つんですね。

ワーカー(ネコ)のコストが悩ましい!

1ラウンド終了ごとに、ワーカーの数だけ食料を与えなくてはいけません。この要素が悩ましい!

「他の人に建てられる前に、あの土地に建物を建てたい!!けどいま食料を獲らないと…..」食料確保は必須のため、建物を建てながらもワーカーの食料も効率的に集める必要があるんです。

ですので、上手く食料を確保できるように町を作らないと、食料調達に追われることになります。反対に食料ばかりあっても仕方がない…..悩ましくも面白い要素なんです。

建物タイルは全部でなんと40種類! リメイクされて、建物タイルが増えたんです。1ゲームで使用するタイルは12枚なので、建物タイルの組み合わせは何通りもあります。さらに建物を建てる土地(マップ)も追加されているので、何度もプレイすることができますよ!ゲームごとに毎回違った展開が楽しめます!

 

2. 相手とのインタラクティブ多め!だけど強い妨害はなし!

「インタラクティブって何!?」という質問にまずはお答えします。

インタラクティブとは
「相手との関わり」のことを言います。直訳だと「相互作用」です。つまり、インタラクティブがないボードゲームは「ソリティア」のようなプレイ感のゲームになります。要はほぼ1人プレイで遊んでるイメージです。

リトルタウンビルダーズは、みんなとの関わりはあるけど、相乗りがほとんど。相手を陥れるようことはありません。

相手が必要とする建物を立ててコインをもらったり、相手が繁栄している土地に建物を建ててたり、相手より先にワーカーを置いたりと、多少の干渉/妨害はあるのですが、相手の気分を害するような攻撃はないんです。

この点は大事です。みんなと関わり合って「あーだこーだ」言いながらわいわいプレイしつつ、誰かの気分が悪くなるような展開はほぼ起こらない。ボードゲーム初心者やお子さんとプレイするには必須条件ですよね。

 

ちょっと残念な点

人数が多くなると、もどかしく感じる。
2〜4人でプレイできるのですが、2人で遊ぶとワーカーの数が多いので、自分の町をたくさん発展させることができます。その味を覚えてしまうと、4人プレイ時はもどかしく感じます。(4人プレイ時はワーカーが少なくなる。)

ただ、4人プレイではインタラクティブが増えるので、みんなでわいわい遊べて、それはそれで面白いです。

ちなみに、ナショナルエコノミー(ワーカープレイスメントゲーム)の方は人数が増えた時に発展させやすくなりますよ。こちらも初心者におすすめのワーカープレイスメントゲームです。

 

 

さいごに

リトルタウンビルダーズは30分程度の短時間で終わるので「もう一回!!」と何度でも遊びたくなるボードゲームです。コンポーネントも可愛いため、ボードゲーム初心者や子どもにも受けが良いです。

さらにリメイクされたことにより、建物タイルもたくさん追加されたので何度も遊べてコスパもいいですよ。

ゲーム後も「ああしとけば良かった….」「次はこういう戦術でいこうかな!」と反省会が開かれ、すぐに遊びたくなります。ワーカープレイスメントの入門としてはうってつけです。興味がある人はぜひ一度遊んであげてください!

以上、私の紹介が少しでも参考になれば嬉しいです。お読み頂きありがとうございました。

リトルタウンビルダーズ
価格 3,800円程度
人数 2〜4人
プレイ時間 30分程度

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