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【心理戦】ハゲタカのえじきってどんなゲーム?【レビュー】


心理戦といったらコレ!!


こんにちは、ぱぐぞう部長です!

今回は『ハゲタカのえじき』の面白さをわかりやすく紹介します。

心の読み合い、駆け引きがたまらない超名作の心理戦ゲーム『ハゲタカのえじき』

「全員で手札の数字カードを1枚出し、一番大きい数字カードを出した人がポイントを獲得できる。ただし、数字が被った場合は無効となり、次に大きい数字を出した人がポイントを獲得できる。」

顔色を伺いながら、相手が出した数字カードから次に出すカードを読む。さらには「このターンは15を出す!」と相手をさらなる思考の深みに引きずり込んでも面白いです。とにかく心理戦がめちゃくちゃ楽しめるゲームで、ライアーゲーム、カイジ、嘘喰いが好きな方には特におすすめのゲームです!

それでは早速、内容を詳しく紹介していきますね!

ルールを超簡単に説明!

勝利者

得点カードの合計値が最も高い人の勝利。

ゲーム準備を説明

  • 各プレイヤーに「1~15」の数字カードを配り、手札とします。
  • 「-5〜10」の得点カードをシャッフルして山札にします。(得点カード「0」はありません。)

準備は以上!!

 

ルールを説明

  • 山札から得点カードを1枚めくります。
  • 手札からカードを選んで伏せて出します。
  • 全員同時に伏せたカードをオープンします。
  • 一番数字が大きかった人が得点カードを獲得します。※ただし、数字がバッティングしていたら、(被っていたら)カードの獲得権が失われます。
  • 「-5から-1」のマイナスの得点カードの場合は、最も数字が小さい人がカードを受け取ります。※ここでもバッティングルールは適用されます。
  • 山札&手札がなくなるタイミングでゲーム終了です。

ルールは以上!

 

バッティングルール

例:山札から得点カード10が出た時

Aさん: 15
Bさん:  3
Cさん: 15
Dさん:  2

をそれぞれ出したとします。
得点カード10を獲得できるのはBさんになります。
AさんとCさんはバッティングしたので、カード獲得権が失われてしまいます。

「なんで『15』出すんだ〜〜!てか、『3』で10点獲得はえぐい!!」とわいわい盛り上がります。

 

マイナス得点カードでもバッティング

例:山札から得点カード-3が出た時

Aさん: 2
Bさん: 1
Cさん: 1
Dさん: 3

をそれぞれ出したとします。
得点カード-3を獲得してしまうのはAさんになります。
BさんとCさんはバッティングしたので、幸運なことにカード獲得権が失われてしまいます。

低い数字も出しどきが重要なんです。

おすすめポイントを紹介!!

高度な駆け引き/心理戦が楽しめる

ハゲタカのえじきは運ゲーじゃないです。相手の思考のくせを読み解き、高度な心理戦を楽しめます。

よく知らない人の最初の1発目のカードを読むのは確かに難しいです。ですが、相手が「どういう思考でその数字を出したか?」はある程度読み解けます。

最も高い得点『10』が出た時に、「強い数字を出すのか?それとも被るのを恐れて少し弱い数字を出すのか?はたまた最小数字を出して自分だけ強カードの温存を図るのか?」相手はどういう思考をしているのかを読み解いていくんです!!

知ってる間柄だとさらに思考が深まります。「ここで強い数字を出すと見せかけて、いつも弱い数字を出してくる。けど今回はさらに裏をかいて、強い数字を出してくるはず!!」

お互い何手先まで読むかを読み合います。笑

表と裏の二択の読み合いではない

ハゲタカのえじきは表と裏の二択の読み合いではありません。ピンポイントで「1〜15の数字のどれを出すのか?」を読まなくてはなりません。

得点カードを獲得できたとしても、それイコール勝ちに繋がるとは言い切れません。

なぜなら、「あなたが何のカードを出し、他のプレイヤーが何を出したか?」が非常に大事だからです。

例えば、山札から得点カード3が出た時に、

あなたが『9』を相手が『1』を出した場合は、あなたが得点カードを獲得できます。しかし、それはよかったのでしょうか?相手に強いカードを温存されてしまっただけかもしれないのです。

最高の1手は『2』を出すことですね。

表裏の2択ではなく、ピンポイントの読み合い。1差でカードを獲得できると「よっしゃー!!」と最高の気分になれますよ。反対に1差で負けるとかなり悔しいです。笑 読み切られた感がハンパないです。笑

ひたすら読み合う

最強カード『15』の使いどころはいつも悩みます。先に『15』を相手が出せば、あなたはいつでも相手に勝てる権利を得たも同然。

次に高い得点カードが出た時には、相手はあなたが『15』を出すことを予想して『1』を出してくると読み切れれば、『2』を出せば良いんです。たった『2』で高得点カードを獲得することができます。

ただ、反対に相手は『3』もしくはそれ以上を出してくるかもしれない….そうなるとあなたは高得点をみすみす逃すことになる。

それは嫌なので高い数字を出す。たが相手はさらに高い数字を……と思考の渦に飲み込まれます。ゲームが進んで選択肢が少なくなってもひたすら読み合いが続きます。これほどまでにシンプルで奥深い読み合いができるボードゲームもなかなかありません。そしてこの読み合いはめちゃくちゃ面白いんです。

ちょっと残念なところ

長時間は遊べないかも?

これといった弱点はないゲームだと思いますが、強いてあげるなら「ハゲタカのえじきを長時間遊ぶことが少ない」と思います。
2〜3時間ハゲタカのえじきを連続でやることはなかったです。一日4,5回プレイすれば満足するので、長時間遊べるゲームではないことが残念な点ですね。

 

おすすめできる人

・家族
・大学生
・社会人
・心理戦を楽しみたい人
・みんなでわいわい遊べるボードゲームを探している人

 

さいごに

運要素ゼロの心の読み合い。ただの裏か表の2分の1ではなく、得点カードに応じて、出す数字を考える壮絶な読み合いゲーム『ハゲタカのえじき』

ライアーゲーム、カイジ、嘘喰いが好きな方には特におすすめのゲームです!きっと満足して頂けると思います。また、そんなあなたには是非こちらも見て頂きたいです!!

そしておそらく、正体隠匿系(人狼ゲーム系)もお好きだと思うので、こちらも是非参考にしてください。

以上、私の紹介が少しでも参考になれば嬉しいです。お読み頂きありがとうございました。

価格 1,600円程度
人数 2人〜6人
プレイ時間 10分程度

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