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【レビュー】Miraris(ミラリス)を紹介!

こんにちは、ぱぐぞう部長です!

今回は『Miraris(ミラリス)』の面白さをわかりやすく紹介します。

ミラリスをおすすめする人

ミラリスをおすすめする人は、サクッとした心理戦ゲーム(バッティングルール)をやりたい人、『ハゲタカのえじき』が好きな人におすすめのゲームです。

心理戦など興味がない!または、濃厚な心理戦を楽しみたい!という方には不向きだと思います。

ミラリスは心理戦が楽しめるボードゲームです。名作ボードゲームの『ハゲタカのえじき』に類似したバッティングルールを採用したゲームで、進化版とも言えます。

特殊能力が付与されたことにより、パーティーゲームの要素が強くなったと思います。

どういうこと? と思われると思いますが、これから詳しく説明するので安心してください!

バッティングルールとは

他のプレイヤーと出したカード(数字)が被ると、得点がもらえなくなるルール。

ミラリスでは1〜9の数字カードを使って遊びます。もし、他のプレイヤーと同じ数字カードを出してしまうと、何も獲得できません。

 

Miraris(ミラリス)ってどんなゲーム?

ミラリスはバッティングルールを採用した心理戦ゲーム。

「相手が1〜9の数字カードのどれを出すか?」を読み合います。求められるのは、1〜9の数字カード(ドルミールカード)をどの順番に出すかを考えるだけです。

やることは数字カードを出すだけです。超簡単ですよね。ゲームの手順としては、

  1. 得点カード(ワンダーカード)の山札から人数分のカードを山札の横に表にして並べます。
  2. 手札の数字カード(ドルミールカード)から一枚選びプレイヤー全員で同時に出します。
  3. 数字の小さい人から順番に山札に近い得点カードを獲得できます。数字カードが被った人は獲得できません。
  4. 残った得点カードは次に持ち越します。(バッティングによって獲得されていない得点カードがあれば、次のラウンドにその上に重ねます。つまり、次に得点カードを獲得する時に2枚重なっていれば2枚とも獲得できます。)
  5. 1〜3を8回繰り返し数字カードを一枚残して終了です。
  6. 獲得した得点カードの王冠の数(1〜7)を足した合計値が最も大きい人が勝ちです。ただし、最終得点はキャラクターカードの特殊能力によって増減します。

高得点のカードが山札から1番遠いところに置かれた時、「9」を出せば『獲得権』は得られます。しかし、他の人も同じ狙いで「9」を出すかもしれません。

そうなるとバッティングによって、得点することができない。。

この回は他のプレイヤー同士でバッティングすることを読み、次の回にカードが持ち越されたところで「9」を出す!という作戦を考える。

しかし、最初は全員バッティングを避けて「9」を出さないかもしれない。そうなると「8」を出せば良いのかもしれない。

だけど、1人だけに「9」を出されると、みすみす高得点を取られることになる。だからといって自分も「9」を出すとバッティングしてしまう。。。

 

どこまでも思考は続いていきますが、「他のプレイヤーが何手先まで読むか?」を読みきる必要があります。

これがバッティングルールの悩ましくも面白い心理戦要素なんです!!

 

ミラリスのおすすめポイントを紹介!

心理戦を楽しめる

ミラリスは「相手が何の数字カードを出すか?」を読み合うゲームです。論理的思考や頭の良さは必要なく『相手の心を読む力』が問われます。

相手の裏をかき、見事に出し抜いた時は最高ですよ!!

パーティー要素が強い

ミラリスには、特殊能力を持つキャラクターカードを使用することができます。

キャラクターカードには、ゲーム終了時に特定の得点カードの得点を倍にしたり、得点に関係なく「ある条件を満たせば勝利」といった効果など様々あり、最後に効果で大逆転!などパーティゲーム要素が加わっているので、最後までわいわい楽します。

ミラリスのちょっと残念なところ

パーティー要素が強い

おすすめポイントにも書いてあるため「どっちやねん!!」

と思うかもしれませんが、好みによってプラスにもマイナスにもなります。

まず、キャラクターの特殊能力によって大逆転が起こってしまう。とも考えられます。読み合いには勝ったのに、なぜか負けたという結果になることがあります。笑

心理戦要素が薄い

また、『ハゲタカのえじき』との比較になるのですが、ミラリスは数字カードに強弱がありません。そのため心理戦要素が薄くなっています。

数字の「9」を最後まで残していたところで、最後に好きな数字カードを取れる訳ではないのです。ただ単に、山札から1番遠い得点カードを取れる権利がある。というだけ。

得点カードはランダムに並べるため、高得点のカードが獲得できるかは運次第になります。

ハゲタカのえじきに比べて、心理戦要素を薄く、運要素(パーティー要素)を濃くしたゲームです。

王道のハゲタカのえじき
パーティ要素のミラリス

といった感じでしょうか。

 

プレイした感想

記事でも書いているように、ハゲタカのえじきにパーティ要素を足したゲームと感じました。

「頼む!被るなよ!!」

「うわっまた被った。。。もう無理だ〜〜」

「よっしゃ一人勝ち!!」など、わいわい遊べます。

そして、「これは勝ったな!」ってところからキャラクターの特殊能力で大逆転!とわいわい楽しむことができました。

ただ、6人で遊ぶと、「相手が何を出すか?」を読み切るのはほとんど不可能なため、運ゲーになりました。笑

わいわい楽しむならOKですが、心理戦を楽しむなら、4人以下がおすすめです!

ミラリスのおすすめルール

ぜひ試して頂きたい追加ルール!

ミラリスは使用した数字カードを捨て札にするとき、裏向きにするルールとなっています。

つまり、全員が出したカードを暗記できる人が強いゲームになるんですね。

また、「そんな暗記できないでしょ!」と思うかもしれませんが、

暗記ができないと、最後の方は適当に数字を出すしかなくなります。そうなると心理戦というより、運に身を任せたゲームになってしまいます。

そこでおすすめなのが、捨札はオープンにして、全員で共有できるようにする。です。

そうすると、カード状況から相手が出すカードを予想することができるようになります!
捨て札をオープンにするルールの方がより心理戦を楽しむことができますよ!

ボドゲ部長の総括

 

  • 最後に効果で大逆転!などパーティ要素が欲しいにはミラリスがおすすめ
  • 特殊効果は抜きに、シンプルに濃厚な心理線を楽しみたい人はハゲタカのえじきがおすすめ

以上、私の紹介が少しでも参考になれば嬉しいです。お読み頂きありがとうございました。

価格 2,700円程度
人数 2人〜6人
プレイ時間 10分程度

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