こんにちは、ぱぐぞう部長です!
今回は『チケットトゥライド ヨーロッパ』の面白さをわかりやすく紹介します。
チケットトゥライド ヨーロッパってどんなゲーム?
チケットトゥライド ヨーロッパは、ヨーロッパの地に列車を繋げるゲームです。

ヨーロッパを旅して、列車を繋げるだけの簡単なルールのボードゲームなのですが、めちゃくちゃ面白いです。名作のカタンやカルカソンヌにあるように、他の人とのインタラクション(せめぎ合い)もあるのですが、不快な思いをすることがない程度の良い塩梅で作られているが特徴ですね。
ボードゲーム初心者から上級者までおすすめできる超名作のボードゲームです!5人まで遊べるのも魅力の1つですね。
チケットトゥライド ヨーロッパのルールを簡単に説明!
ゲーム終了条件
いずれかのプレイヤーの45個ある列車コマの手持ちが2個以下になったらゲーム終了。

勝利者
ゲーム終了時、もっとも得点が高いプレイヤーが勝利。
得点の取り方
①列車コマによる得点
都市と都市を列車で繋げると、繋げた列車の数に応じて即座に得点がもらえます。

②目的地カード達成による得点
目的地カードに示されている区間を列車でつなげていると、ゲーム終了時に得点が貰えます。

③最長ルートによる得点
ゲーム終了時に列車コマをもっとも長く一続きに繋いだプレイヤーは10ポイント貰えます。
とにかく、自分の狙った目的地に向けて、列車を繋いでいくだけ!!
その途中で相手と進路が被ったり、先を越されたり…ハラハラして面白いんです!
※詳しい説明は省いています。
・駅コマの得点など。
チケットトゥライドのおすすめポイントを紹介!
適度な運要素がGood!
列車を置くには、列車カードが必要です。
列車カード 110枚
標準列車カード8種類×12枚
SLカード14枚
計110枚ある列車カードは5枚だけ表にして置かれており、プレイヤーはそこから2枚だけ自分のターン毎に取ることができます。
ただ、長い列車を繋げるには、同一の列車カードが複数枚いるため、狙っているカードがくるかは運次第なんです。

黄色の路線には黄色の列車カードが必要です。


SLカードはどの色のカードとしても使えるので、上の写真のカードでもOK!
邪魔要素が適度!
チケットトゥライドは相手の邪魔をすることができますが、あまり問題になりません。
なぜなら、意地悪をして他のプレイヤーの邪魔をしても効果的な影響を与えることが少ないからです。
そして、相手の邪魔をすることばかり考えていると、自分の得点が全く伸びません!笑
よっぽど順調な1位の人を狙う作戦以外は自分の首を締めるだけです。1位の人を妨害するのは勝負を面白くするので、ゲームバランスを適度に整えられる適度な妨害要素と言えます。
トンネルチャレンジが面白い!
チケットトゥライド ヨーロッパ編の特徴として、『トンネル』があります。

写真中央にある線路のいくつかに黒い枠線で囲われている線路があると思います。そこは『トンネル』として扱います。
トンネルの効果
トンネルの数だけ山札からカードをめくり、トンネルと同じ色の列車カードが出た場合、追加で列車カードを使用する必要がある。追加の列車カードを出せない場合、建設は失敗する。
つまり、トンネルはベースで必要となる列車カードに加えて、追加で列車カードが必要になる可能性があるんですね。
山札から1枚、2枚、3枚とめくると、トンネルと同じ色のカードが3枚・・・
「3枚も余分に用意してないよ!!」となったり、反対に、
1枚もトンネルと同じ色のカードが出ないと、
「きたーーーー!」と大盛り上がり!
8マスあるトンネルもあるので、ドキドキ楽しめますよ!
この『トンネル』はチケットトゥライド ヨーロッパにしかない要素。既定のカードさえあれば絶対に列車を置けたところに、トンネルは運も必要。この運要素がまた勝負を熱くさせます!
2マスしかないトンネルもなかなか建設できずにヤキモキすることもあります。笑
反対に4マスのトンネルを追加カードなしで取れたりするので、トンネルには気合が入ります。笑
チケットトゥライドのちょっと残念なところ
マップが英語表記でわかりづらい
「世界観を出すため」とのことですが、やはり日本人にはわかりづらい。
小さいお子さんには難解なので、日本語シールを貼るといった対策が必要です。ルールがわかりやすいのに、ここがわかりづらいのは残念ですね。

長距離路線の目的地カードが6枚しかない
高得点が取れる目的地カードが6枚しかないので、他のプレイヤーどのルートを狙っているのか推測できるようになってしまいます。
ボドゲ部長の総括
チケットトゥライド ヨーロッパはこんな人におすすめ!
- 王道の外さないボードゲームを探している人
- ヨーロッパマップを列車でつなぐ世界観が好きな人
世界中で愛されている名作ボードゲームなので、間違いなく楽ます。華やかな設定はありませんが、伝統的なシステムで飽きずに楽しめるのが魅力ですね。
ただ、インタラクション多めの潰し合いがしたい!と言う方には不向きです。
さいごに
超シンプルなルールで面白い、定番ボードゲームの『チケットトゥライド ヨーロッパ』
派手な要素はありませんが、それ故に何度も遊べるゲーム感なのが魅力的です。
チケットトゥライドには他の作品もありますが、トンネル要素、駅コマ要素(今回は説明を省いています)があるヨーロッパの方が楽しめると思います。
もしトンネル要素、駅コマ要素が不要であれば、使用しなければいいだけです!実際、 部長は駅コマを使わないこともあります。
自信を持っておすすめできるボードゲーム。みんなでわいわい仲良く楽しめますよ!
以上、私の紹介が少しでも参考になれば嬉しいです。お読み頂きありがとうございました。
価格 | 5,000円程度 |
---|---|
人数 | 2人〜5人 |
プレイ時間 | 45分程度 |