こんにちは、ぱぐぞうです!
今回はボードゲーム「コンコルディア」の面白さをわかりやすく紹介します。
カタン、宝石の煌きに次ぐ傑作ゲームを探している方に圧倒的おすすめなのが、コンコルディアです!ただ、1プレイに2時間程度かかる重ゲーに分類される点には注意してください。プレイ時間が増える分、ゲーム内容は濃くなり、やりごたえも充分にありますよ!
・圧倒的なやりごたえ&シンプルなルール
・見事なまでのゲームバランス
・ゲームプレイ後の反省会
それでは、詳しく紹介していきますね!
1. 圧倒的なやりごたえ&シンプルなルール
各ボードゲームのいいところをぎゅっと詰め込んだようなボードゲームです。
- カタンを思わせる領土の拡張/資源の生産
- ドミニオンやセンチュリーのようなデッキ型カードゲームの要素
- ナショナルエコノミーなどのワーカープレイスメントのジレンマ
言ってることが良くわからない方も多いと思いますが、「面白いボードゲームの要素がたくさん詰め込まれている。」が言いたいことです。
それに加えて、ルールはシンプルに作成されているため、感嘆するしかありません。
1-1. 圧倒的なやりごたえ
コンコルディアは重ゲーと呼ばれる部類に入り、1プレイ2時間程度を要します。
1ゲームプレイするのに何時間もかかるゲーム。ルールが複雑で難しいゲーム。と考えて頂ければ良いと思います!
「2時間って長っ!」と思われるかもしれませんが、コンコルディアをプレイしてると、あっという間に時間が立っています。
資源を増やすか、ワーカーを動かすか、家を建てるか、物品の売買をするかなど….やれることがいっぱいあるなかで、「これだ!」と思うアクションを自分の好きに選べるのが面白いです。自分の作戦/戦略で思う存分戦えるのは楽しいですよね。
1-2. シンプルなルール
コンコルディアを皆様におすすめできる最大の理由は、ルールがシンプルだからです。
重ゲーと呼ばれるプレイ時間が長いゲームはルールが複雑なものが多いです。時にはインスト(ゲームを初めて遊ぶ人に対してのルール説明)を聞いただけでお腹いっぱいになるボードゲームがあったり、一度プレイしても全体像を把握できないゲームがあります。
2時間かけて遊んで、
「なんか微妙なゲームだね・・・」
「そうだね〜〜・・・ん?待てよ・・・もしかしてルール間違って遊んでない?」

なんてこともざらにあります。ルールを説明する人がそもそもルールを間違えて解釈してしまっているんですね。皆さんもルールを間違えて遊んでたことはあるかと思います。
コンコルディアは説明書がわずか4ページ。もちろんルールはシンプルで、覚えやすいです。やりごたえがありつつ、ルールはシンプルな理想的なボードゲームなんです。
基本的に1ターンにやることは毎回手札からカードを1枚出すだけです。そのカードにプレイ内容が書いてあるので、「カードを選んで出す」でやることは終わりです。簡単ですよね。
2. 見事なまでのゲームバランス
「カードを選んで出す」だけなので、プレイする内容は決まっているのですが、どれをプレイするかが非常に悩みます。「これをやっておきたい!けどあっちをやった方がいい気もする・・・」
また、自分のプレイの影響で相手が得をすることがあるのですが、相手が得をすることを嫌がっては、自分の本当の利には繋がらない。そこをどう考えるか。
簡潔なルールで、これほどのジレンマと深いゲーム性を兼ね備えているのはコンコルディアならではです。
ある点ではある人が優勢、しかし別の点では別の人が優勢に見え、拮抗した状況に見えることが多いです。
コピーカード(外交官)の存在がゲームをより楽しくする
コンコルディアには「他プレイヤーの直近のプレイカードの能力をそのままコピーし実行できる」『外交官』が最初から全員に配られています。
このコピーカードがさらにゲームを面白くさせます。相手が価値の高いカードを購入しても一人勝ちすることはありません。
相手が手札にコピーカードを持っている状態では、常にコピーされる可能性があるのです。ただ、出し惜しんでも自分の利にならない。強いカードを自分だけが使うには時を待つしかなく、思い通りに使えないジレンマが出てきます。
コピーカードの存在がゲームバランスを保ちつつ、ゲーム展開を早め、戦略が深まる要素になっているんですね。
3. ゲームプレイ後の反省会
2時間にもおよぶゲームをプレイすると必ず反省会が開かれます。笑
「部長のあの作戦は良かった!!」
「あの場面はお互い協力するべきだったな〜〜」
「カード購入大事!!」と、間違いなく盛り上がります!
ちょっと残念な点
1. ゲーム時間が長い
1ゲーム2時間ぐらいかかります。「ちょっとやろうよ!」と軽い感じで遊べないのが残念ですね。面白いので、色々な人と遊びたいのですが、2時間となると厳しいところがあります。もちろん、やりごたえがあるのが魅力なので、短所と長所は表裏一体ですね!

2.自分が優勢なのか劣勢なのかがわかりづらい
点数計算が複雑なので、自分が優勢なのか劣勢なのか、誰が優勢なのかがわかりづらいです。(私はほとんど把握できていません。)
終わってみたら、ノーマークの人が勝ったりします。ただ、わかりづらい分、最後までわくわくできるのは長所ですね!負け試合とわかってしまうと、つまらないので….
ただ、得点をしっかり計算して、「最後の一手で勝てるか負けるかの熱戦を肌で感じたい!」という方には合わないと思います。
・大学生
・社会人
・重ゲーに興味がある人
・重ゲーが本来苦手な人
・カタン、宝石の煌きに次ぐ傑作を探している人
さいごに
重ゲーの分類に入り、プレイ時間も2時間と長いので、初心者には向かないボードゲームだと思います。
まずは、カタン、宝石の煌きあたりをプレイしてみて、もうちょっと長くても問題なさそうと思えた人向けだと思います。
そろそろ長いゲームを試してみようかな?と考えている人には間違いなくおすすめです。他の重ゲーは思っているよりも、重たいですよ!笑 ルールを読むので、心が折れてしまうかもしれません。まずは、コンコルディアから始めてみるのが良いと思います。
私の紹介が少しでも参考になれば嬉しいです。お読み頂きありがとうございました。

価格 | 5,000円程度 |
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人数 | 2〜5人 |
プレイ時間 | 100分程度 |