こんにちは、ぱぐぞうです!
今回はボードゲーム「ゲシェンク」の面白さをわかりやすく紹介します。
ゲシェンクは1プレイに10分とかからない、気軽に遊べる「競り」がテーマのボードゲームです。どっしりと遊ぶには向かないゲームですが、サクッと遊べるボードゲームを探している方におすすめですね。主力ボードゲームの箸休め、ちょっと時間がある隙間時間に最適です。競りゲームの真骨頂である駆け引きと読み合いを楽しめますよ。

・競りゲームを気軽に楽しめる
・隙間時間に持ってこい
それでは、詳しく紹介していきますね!
1. 競りゲームを気軽に楽しめる
ゲシェンクは駆け引きと読み合いが鍵を握る逆競りゲームです。
ランダムに数字カードが場に出され、全員で競りを行います。ただし、カードを引き取った人は、引き取った数字カードの数字だけ、マイナス点となってしまいます。
言わば、カードを引き取らないようにチップを支払う「逆競りゲーム」。いらない数字カードを押しつけ合うんですね。
このゲームの面白いルールは、
- 数字カードを引き取る際に、その数字カードに支払われたチップも全てもらえる
- チップは1枚につき+1点
- 連続する数字のカードを持っている場合、その数字の最小値のみがマイナス点になる
- 33枚のカードの中から、9枚ランダムに抜き取り、その9枚はゲームに使用しない
つまり、数字が大きいカードの競りが始まると、当然引き取りたくないので、チップを支払う。誰かが、「チップを支払う」のをやめ、「数字カードを受け取る」を選択しない限り場にチップは膨れ上がっていく。
そのときに、カードの数字の大きさと場に出ているチップの数を比較し、リスクを負えるかを考えます。
例えば、数字カード28が場にあり、チップ10枚が既に支払われている状態で、数字カードを引き取ると、-10点になります。
ただ、③のルール「連続する数字のカードを持っている場合、その数字の最小値のみがマイナス点になる」があるため、このあとに数字カード29が出れば、あなたの独壇場になります。
なぜなら、数字カード29は誰も欲しがらないからです。誰も欲しがらないからチップを支払う。あなたは引き取ってもマイナス点はないが、チップを支払う。チップがまた膨れ上がり、頃合いを見て数字カード29を引き取るのです!
そうすると、マイナス点が0で、膨れ上がったチップだけ回収できるんですね。

ただ、数字カード28を引き取っても、数字カード27,数字カード29が競りの対象にならないかもしれません。(ルール④:33枚のカードの中から、9枚ランダムに抜き取り、その9枚はゲームに使用しない)
また、誰かが数字カード29を思いもよらぬタイミングで引き取ってしまうかもしれません。
どの数字カードを引き取るか?いつ引き取るか?
競りゲームの真骨頂である駆け引きと読み合いを楽しんでください!!
(ゲーム初めに配られるチップは7〜11枚なので、チップを支払い続けることは不可能です。必ず数字カードは引き取ることになります)
2. 隙間時間に持ってこい
1プレイ10分程度で終わり、インスト(ゲームのルール説明)には2分とかからない。(ルール簡単に説明して、「とりあえず1回練習でやってみよう!」で事足ります。)
私はボードゲームとボードゲームの箸休め、人数が揃うまでの短い時間に遊ぶことが多いです。短い時間で遊べるボードゲームも何個かあると便利ですよ!
「競りゲーム」をやったことない人はゲシェンクをまずやってみるのがいいと思います。競りゲーム面白い!もっとやりたい!となったときにモダンアートなどの競りゲームに移るといいと思います。
ちょっと残念な点:ゲシェンクがメインになることは少ない
10分程度で終わる軽量級ゲームのため、深い戦略はありません。「今日はゲシェンクをメインにやろう!」とはなりにくいですね。面白いことは確かですが、隙間時間にやるのがベストです。
・子供
・家族
・大学生
・社会人
・競りゲームに興味がある人
・軽量級ゲーム(短い時間で終わるゲーム)を探している人
さいごに
ゲシェンクはサクッとみんなでわいわい楽しむのに最適なボードゲームです。軽量級のボードゲームを探している方、競りゲームを探している方に特におすすめですね。
私の中では主力級のボードゲームではなく、あくまでサブで使い勝手がいいボードゲームの立ち位置です。皆さんの購入目的にあっていれば、検討してみてください。
私の紹介が少しでも参考になれば嬉しいです。お読み頂きありがとうございました。

価格 | 1,300円程度 |
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人数 | 3〜7人 |
プレイ時間 | 10分程度 |