こんにちは、ぱぐぞう部長です!
今回は『カルカソンヌ』の面白さをわかりやすく紹介します。
超有名かつ超人気のカルカソンヌ。人気の理由は『運と実力の絶妙なバランス』『リプライ性の高さ(遊ぶたびにフィールドが変わる)』『手軽さ』『一発逆転のスリル』『得点or妨害のジレンマ』など面白いボードゲームが持つ要素を兼ね備えているからです。100弱あるタイルを使用して遊ぶのですが、できあがったフィールドはとても綺麗で、この土地はあーだこーだと話すのも面白いですよ。普及の名作のカルカソンヌの面白さが伝わるように紹介していきたいと思います。

・運と実力の絶妙なバランス!
・自分の得点か、相手の妨害か、超迷う!
・絵をつなげるだけのシンプルなルール
カタンVSカルカソンヌ
それでは、詳しく紹介していきますね!

1. 運と実力の絶妙なバランス!
まず超簡単にルールを説明します。
- 100枚弱あるタイルを裏返した状態で積みあげる
- そこからランダムに1枚ずつタイルを引いて、場にあるタイルに絵が繋がるように置く。
- そこにミープルと呼ばれる人型のコマをタイル上のどこか(道の上、城の中、草原など)に置く。
以上です!

人気が高いボードゲームは運と戦略のバランスが非常に上手に作られていると思います。実力差が露骨に出るゲーム(戦略/知力が全ての将棋や囲碁)となると、気が引けてしまいますし、初心者が勝つ見込みはゼロです。
絶対に勝てないゲームはやりたくないですよね…..みんなでわいわい遊ぶボードゲームには多少なりとも運の要素が必要だと思います。
ただ、運の要素が強すぎても…..という方にぜひおすすめのゲームです。
カルカソンヌは『タイルを引く』ことは運ですが、『どこにタイルを配置するか』は戦略になります。そこから「自分の領域を広げるか」「相手の邪魔をするか」はたまた「相手の領域に相乗りするか」なども考えると、決して『運』でゲームが決まるわけではないことがわかると思います。引くタイルは運ですが、そこからは実力勝負!
ただやはり「今、欲しいタイル」は当然あって、この運要素がゲームをドキドキさせ、どんな展開になるかわからない緊張感を持たせるのだと思います。
2. 自分の得点か、相手の妨害か、超迷う!
カルカソンヌは置いたタイルは共通のフィールドとして扱います。つまり他の人の領地に進入することもできるんですね。他の人の領地に入ると、得点を相乗りすることができるんです。さらに、他の人の領地を乗っ取ることもできちゃいます!
当然、相手の領地に遅れて入るので不利ではあるのですが、乗っ取れると得点を奪えるのでリターンは大きいです。リスクをとって攻めに入るか、着実に得点を稼ぐか、または乗っ取られそうな領地を守りに入るか。
戦略があっても攻めに行きたい時、守りたい時に自分が欲しいタイルが引けるかは運次第。今できる最善の手を考えて、激しい攻防が繰り広げられます。
また、カルカソンヌの良いところとして、『誰が優勢か?』がある程度視覚的にわかるようになっています。得点ボードと呼ばれるボードが付属されており(写真左上)いまの順位がゲーム中にわかるようになっています。

そのため、誰の妨害をしたら良いか、誰と手を組めば良いかがわかるんです。実は得点ボードは初心者や経験が浅い人にはものすごく助かるアイテムなんですね。
カルカソンヌは相乗りができるため、出遅れている人同士で手を組むことも可能です。「一緒にでかい城を作ろう!!」と協力を持ちかけて、2馬力で責めるのもありです。ただ、裏切りにはご注意を……(裏切る方も注意してくださいね…..)
得点ボードで戦況を確認しながら、次の一手を考えてくださいね。
3. 絵をつなげるだけのシンプルなルール
カルカソンヌは絵を繋げてタイルを置くだけです。もちろん『どこに置くか』が非常に大事なのですが、「とりあえず途中まで1回やってみよう!」と軽く遊べば、ルールを理解することができます。
ボードゲームから人を遠ざけるのは、インスト(ルール説明)が長いところにあると思います。「ルールを理解したら面白いよ!」と言われても、インストに1時間かかると言われると大概の人はアウトです。私は嬉々として聞いていられますが笑
また、手札がなく情報が全員にオープンなので、初心者へのアドバイスが容易で、どこに置いたらいいか、誰が優勢かをすぐに教えることができるのも良い点です。ずっとどうしたらいいか悩んで、よくわからないままプレイしてしまうことがないんですね。なので、ボードゲーム初心者にもおすすめです。
極めたい方にもおすすめ
カルカソンヌは世界大会が開かれるほどに競技性があります。強者はタイルの種類/数をすべて覚えているそうです。相乗りや乗っ取り、残りタイルの把握、ミープルの使いどころなど、世界大会が開かれるだけの奥深さがあります。
おまけ カタンVSカルカソンヌ
カルカソンヌとカタンは「〇〇の方が面白い!」という議論が巻き起こりますが、どっちも面白いが結論だと思います。
両者とも運の要素があり完全に実力勝負ではないこと、程よいプレイ時間であることなど共通項がいくつもあり、両方ともに有名でかつ面白いため、比較対象にあがるのだと思います。
私はカタンの交渉がてぎる点、サイコロの目が7の時に起こる『天災』へのハラハラ感が好きなので、実はカタン派です。ただ、それは比較すればの話であって、カルカソンヌも好きです。どちらも大人気のボードゲームですので、ぜひ一度遊んでみて欲しいです!人気がある理由がわかってもらえると思います!
・意外と場所をとる
タイルを敷き詰めていくと、意外とスペースが必要になります。といってもそんなに広がりはしませんが。「思ったよりスペース使うな〜」という印象です。
・家族
・大学生
・社会人
・初心者でも簡単に遊べるボードゲームを探している人
・ボードゲームに興味があり、王道のボードゲームを探している人
・2人から楽しめるボードゲームを探している人
さいごに
さいごに紹介しきれなかったカルカソンヌの良いところをもう1つ紹介します。それは、プレイ時間が人数に比例しない所です。人数が多くなるとその分ゲーム時間が長くなってしまうのですが、カルカソンヌはほとんど変わらないです。
カルカソンヌは人数が少ない方が、運の要素が減って戦略を楽しめるので、4〜5人で遊んでルールを覚えてもらって、気に入った人と2〜3人で遊ぶのがベストだと思います。
世界大会が開催されるほどの人気のボードゲームです。ぜひ一度遊んでみてください。
以上、私の紹介が少しでも参考になれば嬉しいです。お読み頂きありがとうございました。

価格 | 3,550円程度 |
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人数 | 2〜5人 |
プレイ時間 | 30分程度 |

価格 | 2,800円程度 |
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人数 | 3〜4人 |
プレイ時間 | 60分程度 |